野球ユニフォームを選ぶうえで、最も重視するポイントはサイズ感です。
とはいえ「実際に着てみないとわからない!」「どういうサイズ感ならいいの?」という方も多いと思います。
この記事では、はじめて野球ユニフォームを作ろうとしている方向けに、理想的なサイズ選びのコツをご紹介します。具体的には以下3点についてご紹介していきます。
- 自分に合ったサイズの選び方
- シャツとパンツの適正なサイズ感
- 自分の体型に合わせたサイズ感を見つける工夫
7分程度で読める内容になっているので、まずはご一読を!
サイズを決めるときに必要なこと
野球のユニフォームを着るときに、サイズ感はとても重要です。
野球のユニフォームを選ぶときに「どう選んでいけばいいだろう?」とお悩みの方もいると思います。
実際のサイズ選びのやり方や、ユニフォーム選びで抑えておきたいポイントを解説していきます。
自分のサイズを知ろう
サイズ選びで最初にやることは、自分のサイズを把握することです。
チームでユニフォームを新調するときに、自分に合ったサイズでユニフォームを作るためにもサイズを把握することはマストと言えます。
ユニフォームの一般的なサイズは【S、M、L、O、XO…】となっています。この中でも特に需要が多いのがMとLです。
自分に合ったサイズを知ることで、自分好みのサイズ感のユニフォームを選ぶこともできます。
また、野球ユニフォームだけではなくその他の野球ギアを選ぶときの参考にもなるのではないでしょうか。
サイズ表と照らし合わせよう
自分に合ったサイズ感の、シャツとパンツを選ぶために必要なことを解説していきます。
自分の体を測り、サイズ表と照らし合わせて、自分の体にあったサイズを選んでいきましょう。
シャツ
基本的には胸囲を基準にサイズを決めてください。あくまで目安です。
メーカーやユニフォームのタイプによっては、実際に着てみたときのサイズ感が、多少異なることがあります。
- 身長 165cm / 胸囲 88cm / Sサイズ
- 身長 170cm / 胸囲 92cm / Mサイズ
- 身長 175cm / 胸囲96cm / Lサイズ
- 身長 180cm / 胸囲100cm / Oサイズ
- 身長 185cm / 胸囲104cm / XOサイズ
パンツ
パンツの場合は、基本的にウエストと股下を基準にサイズを選んでいきます。
ウエスト | 股下 | ||
---|---|---|---|
ショート | レギュラー | ロング | |
71-77cm | 47cm | 57cm | 68cm |
75-81cm | 49cm | 60cm | 71cm |
79-85cm | 51cm | 63cm | 74cm |
83-89cm | 53cm | 66cm | 77cm |
87-93cm | 55cm | 69cm | 80cm |
※数字はあくまで目安です。メーカーによって異なります。
サイズ感は「パンツはぴったり」「シャツは大きめ」
自分の基本的なユニフォームサイズが分かったところで、実際にどんなサイズ感が良いのか見ていきましょう。
野球ユニフォームは、時代によって形やサイズ感が変わりつつあります。最近の流行りなども含め、どんなサイズ感で選んだらよいか解説していきます。
ぴったりのパンツを選ぼう
野球ユニフォームのパンツは、基本的に自分の体型に一番フィットしているサイズを選びましょう。
10年ほど前までは、かなりダボダボとしたサイズ感のある大きめのパンツが主流でした。最近ではダボダボとしたパンツではなく、自分の体のラインが出るピッタリとしたサイズ感のものが主流となっています。
大きめのシャツを選ぼう
パンツはピッタリとしたサイズ感のものが主流ですが、シャツは少し大きめのサイズをおすすめします。
ひねりや回転運動の多い野球では、あまりピッタリとしたサイズ感のシャツだと動きにくさを感じてしまうことがあります。
少し大きめのサイズを着ることで、ストレスなく肩周りの動きが行えるはずです。
自分の体型に合わせた工夫で野球ユニフォームを選ぼう
野球ユニフォーム選びでは、自分の体型を理解したうえで、自分にあったサイズ選びの工夫が必要です。
体型に合わせて自分だけの野球ユニフォームを見つけていきましょう。
体が小さい人はジュニアサイズでもOK
体型は人それぞれ異なってきます。体の大きい人から小さい人まで様々です。
特に体の小さい方は、大人サイズのユニフォームだとかなりのブカブカ感がでてしまう、なんてこともあります。そんなときはジュニアサイズのユニフォームを着ることをおすすめします。
大人だからジュニアサイズを着てはいけないなんてことはありません。自分の体に合ったユニフォームを選びましょう。
お腹が出てきたら大きめサイズでゆったり着よう
「最近、お腹が出てきてユニフォームが着られない!」なんて方もいるのではないでしょうか。
そんな方は1〜2サイズ大きいユニフォームを選びましょう。
着られるからとサイズ感がピッタリなユニフォームを着ると、丈の長さが足りずプレー中にユニフォームが出てきてしまい、プレーに支障が出てしまうこともあります。
無理せず、動きやすくゆったりとしたサイズ感のユニフォームを選びましょう。
機能やデザインで変わるサイズ感
野球ユニフォームは、機能性やユニフォームそのもののデザインでサイズ感が変わります。
それぞれの特徴を理解して、野球ユニフォーム選びをしていきましょう。
密着度の高いショート丈パンツ
ストッキングを上げて履くショート丈パンツの多くは、かなり密着度の高いサイズ感となっています。
ここ数年、動きやすさを重視したタイトなショート丈が人気を呼んでおり、各メーカーがショート丈パンツを販売しています。
密着度が高くピチピチとした着心地が苦手な方は、通常よりも1サイズ大きめを選ぶことをおすすめします。
刺繍ユニフォームのサイズ感
刺繍タイプのユニフォームは、基本的に胸、背中、袖部分に刺繍が施されており、刺繍の部分には重みやゴワゴワ感を感じます。
スポーツのユニフォームなのでその感覚が嫌に感じてしまう方もいるのではないでしょうか。メジャーリーガーやプロ野球選手のように、普段より1サイズ大きくゆったり着る場合は、ゴワゴワ感が増します。
昇華ユニフォームのサイズ感
昇華タイプのユニフォームは、生地そのものに印刷をしていくので通気性も損なわれることはありません。
別の素材を貼り付けたりすることがないので重みを感じることもなく、1枚のTシャツを着ているような着心地でややゆったりとしたサイズ感です。
大きめのサイズを着ていたとしてもゴワゴワ感を感じることは少ないです。
まとめ
ここまで野球ユニフォーム選びのコツについて、サイズ感を中心に解説してきました。
時代の流れとともに、野球ユニフォームの形状やサイズ感も変わってきています。
また、日本の野球ユニフォームの作成技術はとても高いです。そのため、野球が日々進化していると同時に、野球ユニフォームも日々進化を続けています。
自分の理想的なサイズ感のユニフォームを選ぶことができるようになってきたからこそ、自分が求めるユニフォームを選び、最高のパフォーマンスをして欲しいと思います。
この記事が、皆さんの楽しいベースボールライフをより充実させるためのお役に立てれば嬉しいです。