野球を始めるにあたり、必要なものはたくさんあります。グローブ、バット、スパイクなどの道具は当たり前ですが、練習にも試合にも必要なものはユニフォームです。
野球の試合では、チーム全員、監督やコーチなどのスタッフも同じユニフォームを着用することがルールで決まっています。
そのために所属するチームによって、ユニフォームについてはいろいろな決まりごとがありますので、まずは確認してください。
それでは野球ユニフォームで必要なものをご紹介します。
野球ユニフォーム一式で必要なもの
まずは野球のルールをご紹介します。
ベンチに入る選手は全員同じユニフォームを着ないといけません。同じユニフォームというのは、同色、同型、同意匠で、チームメイトと違うデザインは認められません。
また、外から見える部分は全て同じ色で統一されていることが決まっています。
このようなことが決まっていますので、勝手に違うユニフォームやデザインを変えたりすることはできません。
試合用ユニフォーム
試合用のユニフォームは、所属するチームにより、自分で購入なのか、チームで保管しているものか、さまざまですので、確認が必要です。
少年チームの場合
少年チームの場合ですと、個人購入が多いです。中学校以上の場合には、チームで管理している場合が多いです。
お父さんが草野球でユニフォームを作るときには、今の流行りやプロ野球チームを参考にせず、オーソドックスなタイプを選ぶのが良いです。
草野球チームの場合
草野球チームはしょっちゅうユニフォームを変えることができないので、長く着ることを考慮しましょう。
練習用ユニフォーム
練習用のユニフォームは、多くの人が必要になると思いますので、ご紹介します。
基本的には白を基調としていて、上下必要です。夏の暑いときはTシャツなどで練習するチームもありますが、基本的には転がって大丈夫なように、ユニフォームを着用します。
生地は丈夫な素材でできているものを。夏の暑いときには、通気性などを考慮したものがおすすめです。
練習要ユニフォームのパンツは、スライディングなどですぐに汚れたり、ひざ部分に穴が空いたりしますので、最初からひざ部分が2重になっているものや、お尻の部分が補強されているものを選ぶと良いでしょう。
中学校以上の部活などで使用する場合には、1着では足りず、必ず2着以上必要になります。
毎日の練習で洗濯が追い付かず、梅雨の時期などは乾きにくいので、お母さんの苦労が絶えません。
またスライディングなどでひざ部分に穴が多く空くようなときは、パンツだけでも3枚用意すると良いです。
上下セット・・・約4,000円〜7,000円
パンツ(補強済み)・・・約3,000円〜6,000円
アンダーシャツ
試合用のユニフォームがチーム管理だとしても、アンダーシャツは絶対に必要です。チームカラーで決まっているものを購入しましょう。
試合頻度が多い場合には、長袖・半袖ともに2枚は必要です。汗を多くかくピッチャーの場合は、プラス1、2枚は必要です。
練習時に試合用のカラーではないアンダーシャツを着用する場合には、練習用として別に購入する必要があります。
練習で使用する場合には、すぐにボロボロになったり、汗をかいて取り替えますので、安価なものを数枚購入し、毎日洗濯に追われないようにするほうが経済的です。
また最近ではハイネックタイプなど変わったデザインもあり、生地も体にフィットするタイプがあります。体にフィットするタイプは疲労軽減の機能もありますので、好みでいろいろ選ぶのも楽しいです。
長袖・・・約2,000円
半袖・・・約1,500円
フィジカルコントロールタイプ・・・約3,000円〜5,000円
アンダーソックス
基本は白です。しかしチームカラーで白以外という場合がありますので、確認してください。
野球のソックスはつま先部分やかかと部分が補強されていて、すぐに穴が開かないようになっています。しかし毎日履いているとやはり穴も開きますし、ニオイもきつくなります。できる限り枚数は必要です。
アンダーソックス(3足セット)・・・約1,000円
ソックス
野球の場合はこれがややこしいのです。アンダーソックスを履いた外側にチームカラーのソックスを履きます。
最近はソックスを履かないで、アンダーソックスがチームカラーになっていて、アンダーソックスだけという場合もありますが、少年野球から高校野球ではやはりソックスは必要になります。
ソックス・・・約1,000円
ソックスどめ
ソックスを履いた後に、練習中や試合でずり落ちないように、ソックスを止めると良いでしょう。
止めなくても大丈夫な人は、必要ありません。
ソックスどめ・・・約1,000円
ベルト
試合用はチームカラーで統一しなければなりませんので、黒なら黒、赤なら赤のベルトを準備しましょう。
練習用は多くは黒いベルトを使っていますが、チームの練習スタイルに合わせてベルトを用意しましょう。
ベルト・・・約1,000円
野球ユニフォーム一式以外で必要なもの
帽子
試合用と練習用が必要なことが多いです。このあたりは、チーム事情によって変わってきます。試合用と練習用で同じデザインのチームもありますし、試合用も練習用も同じものという場合もあります。
また、練習用は白の帽子でマークなしなど、チームによって違います。
帽子(試合用)・・・約4000円以上(マーク代込)
帽子(練習用)・・・約2,000円
スライディングパンツ
野球の醍醐味は全力疾走からのスライディングですので、ユニフォームだけだとお尻に擦り傷が絶えなくなります。
約3,000円くらいですので、購入をおすすめします。
スライディングパンツ・・・約3,000円
スパイク
少年野球を始める人は、道具も揃えないといけません。スパイクも必要になってきます。
しかし低学年だったり、グランドがスパイク使用禁止などの場合もありますので、その際はスニーカーなどの運動靴で十分です。
またスパイクと言っても金具ではなく、ゴムでできたイボイボだったり、スタッドソールなど多種あります。
スパイク・・・約3,000円〜10,000円
ウインドブレーカー
秋から春まで3シーズンは、ユニフォームの上に着るウインドブレーカーが必要になってきます。
チームでお揃いのウインドブレーカーを購入する場合もありますが、個人購入の場合には自分で好きなチームのウインドブレーカーなどが、やる気がアップするので良いでしょう。
ウインドブレーカーには通常の長袖もありますが、半袖タイプもあります。
ウインドブレーカー(長袖)・・・約3,000円から10,000円
バッグ
チームでお揃いのバッグで遠征や試合に行くのは、テンションも上がって良いですよね。
以前は野球と言えばショルダーバッグが主流でしたが、野球はグラブやバッド、スパイク、さらにチームの道具などを手に持って移動することが多いので、両手が使えるリュックタイプが主流に変わってきました。
豆知識として、甲子園の中継で試合が終わったあと、引き上げてくる選手のバッグで流行りが変わってきます。
2年前くらいにリュックを背負っているチームがいるなと思ったら、現在では一気にリュックタイプが主流になりました。
リュックタイプ・・・約5,000円
まとめ
少年野球や部活などで野球を始める場合でも、社会人の草野球を始めるお父さんでも、野球は道具にお金がかかるスポーツです。
プロ野球や、大リーグ中継を観ていると、やはり野球の専用ユニフォームは格好良いです。
野球ユニフォームを一式揃えて、大きなホームランを打ってみてはいかがでしょうか。