プロ野球と同じクオリティのユニフォームを、オーダーで作れることを知っていますか?
「あの球団と同じようなユニフォームを作りたい!」
「どこのメーカーで作ればいいの?」
とお悩みの方もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、野球ユニフォームについて、実際にプロ野球で使われている野球ユニフォームメーカーと、草野球などのアマチュア野球ユニフォームメーカーの観点から、そんなお悩みを解決したいと思います。
簡単に読める内容となっていますので、まずはご一読を。
野球ユニフォームメーカーとは
プロ野球、草野球問わず、ユニフォームは華のひとつです。
基本的にプロ野球のチームは、何年か同じデザインのユニフォームを使用しています。実は、その数年の間にメーカーが変わっていることも多く見受けられます。
草野球チームなどで初めて野球ユニフォームを作るときに、プロ野球のユニフォームを参考にすることもあるでしょう。
プロ野球の球団はどこのメーカーを使っているのでしょうか。「自分でユニフォームをつくろう!」とお考えの方へ、おすすめのオーダー野球ユニフォームメーカーを紹介していきます。
プロ野球12球団のユニフォームメーカー
現在、プロ野球12球団のユニフォームは4社の野球ユニフォームメーカーが手がけています。
毎年ユニフォームのデザインが変わることが注目されていますが、その背景でプロ野球のユニフォームを手がけるメーカーも新たな契約が結ばれていることはあまり知られていません。
2019年のプロ野球12球団と契約を結んだ野球ユニフォームメーカーを見ていきましょう。
マジェスティック・アスレチック社
マジェスティック・アスレチック社はプロ野球のユニフォームを手がけるメーカーで、最多の5球団と契約を結んでいます。
契約している球団は楽天、西武、ヤクルト、ソフトバンク、ロッテ、の5球団です。
マジェスティック・アスレチック社はアメリカの会社で、古くからメジャーリーグのユニフォーム提供をしており、2005年にはメジャーリーグの全チームである30チームと独占契約を結んでいました。
2009年にはマジェスティック・ジャパンを設立し、2014年に楽天が契約を結んで以降、日本での知名度が上がり、現在では5球団と契約を結んでいます。
ミズノ
ミズノは、長年に渡ってスポーツ振興に力を注いでいる日本を代表するスポーツメーカーです。
小さなスポーツ大会からオリンピックまで、スポーツにまつわる、あらとあらゆる分野に関わっているミズノは現在、中日、日本ハム、阪神、広島(ホーム)の4球団と契約を結んでいるメーカーです。
長年に渡りオリンピックなどで野球日本代表のユニフォームを手がけていたこともあり、プロ野球の球団や多くの野球人からの信頼が厚いです。
子供から大人までスポーツをする多くの人達を支えてきたミズノは、プロ野球の世界でも人気と信頼があります。
デサント
「スポーツを通して人々の身体と心を豊かにし、健全なライフスタイルを創造すること」を企業スローガンに掲げるデサントは、スポーツウェアの大手メーカーの1社です。
現在は、横浜DeNA、オリックス、広島(ビジター)の3球団と契約を結んでいます。
野球以外にもゴルフウェア、陸上競技用ウェア、サッカー用ウェア、競泳用水着、アルペンスキー用ウェアなどで有力なブランドを持っているデサントは、日本国内のほか、中国、韓国、北アメリカに進出しています。
スポーツウェアのほかに、介護、医療分野の製品開発も進めているメーカーです。
アンダーアーマー
スポーツファッションのトップリーダーとして名高いアンダーアーマーは、プロ野球12球団で唯一、読売ジャイアンツと契約を結んでいます。
アンダーアーマーは1996年設立で、後発のスポーツメーカーと言えるでしょう。
日本では2000年代初頭に、ピチピチしたアンダーシャツで知名度を上げてきました。今ではグラブやスパイクでも人気を集めるメーカーに成長を遂げました。
2017年には四国アイランドリーグplusとオフィシャルパートナー契約を結び、全4球団がアンダーアーマーのユニフォームを着用していました。
オーダーできるプロが使っている野球ユニフォームメーカー
プロが使っているメーカーでオーダーユニフォームを作りたい!とお考えの方もいることと思います。
そんな方のために、メーカー大手2社をご紹介していきます。
ミズノ
ミズノのオーダー野球ユニフォームは、大手メーカーの中ではトップクラスのバリエーションが用意されています。
最近主流になり始めている昇華プリントユニフォームから、プロ野球や歴代侍ジャパンと同じデザインまで、ユニフォームのベースを幅広く選ぶことができます。
また、素材は約20種類の中から選ぶことができ、オプションも充実です。
スライディングパッドも安全性を重視したものからダブつきを抑えたスマートなタイプなど、細かなニーズに合わせたオプションでユーザーからの信頼を得ています。
デサント
次にご紹介するのが、デサントのオーダーユニフォームです。
デサントのオーダーユニフォームは横浜DeNAが着用している「フィットシルエット」と言われるものと、広島カープが使用している「レギュラーシルエット」のふたつからもオーダーできるようになっています。
このふたつが選べるのは、デサントの特徴と言えるでしょう。
「フィットシルエット」は、ややフィット感のあるユニフォームのシルエットになっています。素材は軽量性とストレッチ性を合わせ持った「スクエアメッシュ」を使用しており、動きやすさと快適性のある着心地です。
「レギュラーシルエット」は、ゆったりとしたサイズ感になっています。素材は特殊弾性糸をリブ組織に編み上げ、穴を開けずに伸縮性と軽量性を実現したリブメッシュ素材を使用しています。
オーダー野球ユニフォームおすすめメーカー
近年、オーダーユニフォームの主流になりつつあるのが昇華ユニフォームです。そのほとんどは、オーダーユニフォーム専門メーカーが手がけています。
ここでは3社のオーダーユニフォームメーカーを紹介していきます。
ファンゴ
ファンゴは、オリジナルユニフォーム作成70万着を誇る野球ユニフォームメーカーです。
ファンゴの特徴はなんといっても刺繍と昇華を兼ね備えたユニフォームモデルの「覇王」でしょう。覇王は昇華のユニフォームに刺繍を施したハイブリッドなユニフォームとなっています。
昇華のデザイン性と軽量感を残しつつ刺繍で高級感を出した、いいとこ取りのユニフォームです。今後流行っていくかもしれませんね。
ファンゴではオリジナルユニフォームを1着から作れるので、自分だけのユニフォームやプレゼントにも向いています。
ソーク
ソークはユニフォームのメーカーでは珍しく、東京と大阪にショールームがある会社です。
ある程度デザインが決まった中から決める「イージーオーダー」とすべてオーダーできる「フルオーダー」の2種類からオーダーできます。
サイズもジュニアサイズから大人用の3XOまで用意されており、全13サイズ展開と幅広く対応されています。
お得な特典として、作ったユニフォームをチームみんなで着て写真を撮ってソーク宛に送ると、送料が無料になるそうです。
イウジン
昇華ユニフォームで有名なメーカーが、イウジンです。イウジンは創業25年と歴史はそれほど長くありませんが、6,000チーム以上のユニフォームを手がけてきた実績があります。
かなり奇抜なデザインにも対応しているので、デザイン性を重視したユニフォームを作りたい方にはおすすめです。
キャンペーンでかなりお得に作れる場合もあるので、気になる方は検討してみてください。
まとめ
プロ野球12球団のユニフォームは、メーカー4社が契約を結んでいます。12球団あるうちの半分近くに当たる5球団に、マジェスティック・アスレチック社がユニフォーム提供を行っています。
野球ユニフォームメーカー各社それぞれに特徴があるので、自分たちのチームに必要な機能を持ったメーカーのユニフォームを選びましょう。
お気に入りのユニフォームで野球を楽しんでください。